2014年以前に読んだ本 [3]

良かったもの

『板尾日記2』『蜘蛛の糸・杜子春』『姫君』『男と点と線』

『板尾日記2』板尾創路

★★★★

文字どおり、130R板尾創路の日記。2年目の。
大学の卒業祝いに先輩がプレゼントしてくれた。
「お前っぽそうやったから」とのことだったが、
読んでみて本当に僕っぽかった。

そして、2006年も引き続き、日記は1日も休まず書かれていたのです!
ロケ先の韓国で食中毒になったり、長セリフを覚えた夜は歯ぎしりをしたり……。 休みの日は何もしなかったり、早起きして乗馬に出かけたり……。

『板尾日記3』板尾創路

★★★★

130R板尾創路の日記。3年目。
板尾日記2の帯には
「いま板尾日記3を書いていますが、2よりおもしろいです」
とあった。
日記の書きぶりがすっかり慣れているような印象。

三六五日一日も欠かすことなく大学ノートに綴られた板尾創路の日々の記録。

『ブラックマヨネーズ吉田敬のぶつぶつ』吉田敬

★★★★★

ブラックマヨネーズの吉田敬のエッセイ。
おもしろいと思ったところに付箋を貼ったまま友人に貸した。
返してもらい、付箋を貼っていたところを読み返したがやっぱりおもしろかった。

抱かれたくないランキングの屈辱、苦節の下積み生活、相方小杉への感謝…。日頃のぼやきをぶつぶつと綴った、吉田のすべてが詰まった、珠玉のエッセイ集誕生。

『蜘蛛の糸・杜子春』芥川龍之介

★★★★★

蜘蛛の糸・杜子春を含む芥川龍之介の短編集。
どれもおもしろかった。
東京出張の新幹線の中で一気に読み終えた。

地獄に落ちた男が、やっとのことでつかんだ一条の救いの糸。ところが自分だけが助かりたいというエゴイズムのために、またもや地獄に落ちる「蜘蛛の糸」。大金持ちになることに愛想がつき、平凡な人間として自然のなかで生きる幸福をみつけた「杜子春」。魔法使いが神の裁きを受ける神秘的な「アグニの神」。少年少女のために書かれた、健康で明るく、人間性豊かな作品集。

『姫君』山田詠美

★★★

人が人を求める気持ち、コトバにできない寂しさを描いた短篇集。人を愛することで初めてうまれる恐怖、そんな“聖なる残酷”に彩られた、忘れがたい物語。

『男と点と線』山崎ナオコーラ

★★★

妻の離婚資金でクアラルンプールに暮す老夫婦、男友達と卒業旅行でパリへ行く女子大生、上海出張に戸惑う32歳の会社員、東京で水族館デートをする高校生カップル、幼馴染にNYに誘われた42歳の独身男、彼氏にドタキャンされた友人と世界最南端の町へ行く28歳の小説家―この瞬間にも男と女は出会い繋がっていく。ささやかな日常の中で、愛と友情を再発見する6つの軽やかな物語。

『歩兵の本領』浅田次郎

★★★

兵隊にまつわる短編集。
ずいぶん前に読んでもう手元にはないが、「小村二等兵の憂鬱」をもう一度読みたい。

名誉も誇りもない、そして戦闘を前提としていない、世界一奇妙な軍隊・自衛隊。世間が高度成長で浮かれ、就職の心配など無用の時代に、志願して自衛官になった若者たちがいた。軍人としての立場を全うし、男子の本懐を遂げようと生きる彼らを活写した、著者自らの体験を綴る涙と笑いの青春グラフィティ。

『フォレスト・ガンプ』

★★★

映画『フォレスト・ガンプ』が先か? 映画とはちがうところもあったと思う。
くつ下で搾ったオレンジの果汁に砂糖を混ぜてオレンジエイドという飲み物をつくるシーンがあったように思う。
それを真似してオレンジエイドをつくった覚えがある。(もちろんくつ下で搾ってはいない)

知能指数は並以下だが、多くの才能に恵まれたフォレスト・ガンプ。スポーツをすればたちまちスター。ベトナム戦争では名誉勲章。果ては宇宙飛行士として宇宙に飛び立つ。大切な人への想いを胸に抱いて、フォレストは無垢な心のまま激動の時代を生きていく。

『空のレンズ』片山恭一

★★

ネット上で偶然知り合ったスピード、クッキー、ピラニア、ソックスというハンドルネームを持つ少年少女たちは突如、現実の世界から不可思議な世界に迷い込む。次々と起こる奇妙な事件。脱出のキーワードとなる「空のレンズ」、その意味とは?

『邂逅の森』熊谷達也

★★★★★

マタギの話。
めちゃくちゃおもしろかった。
名作といった感じ。
年間400冊読むという会社の同僚に教えてもらった本。
その年読んだなかで僕におすすめだというもの。
自分では選んで買わなかっただろう本。こんなにおもしろい本を紹介してくれて感謝している。
その人が一番おもしろかったという『聖域』はまだ読めていない。

大正年間、身分違いの恋から故郷を追われたマタギの青年、松橋富治の波乱の人生を描く。自然に対する畏敬の念あふれる雄大な物語

『燃えよ剣 上』司馬遼太郎

★★★★★

新撰組副長土方歳三の話。
会社の専務が、土方歳三が好きだというので読んだ本。
専務に取り入るために読んだが、思いがけずおもしろかった。

幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く。武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、己れも思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。

『燃えよ剣 下』司馬遼太郎

★★★★★

上・下読んだ本は、これまでにこれっきりだ。

『オー・マイ・ガアッ!』浅田次郎

★★★★

エンターテイメント!
ラスベガスにとても行きたくなった。

ワケありの三人が一台のスロットマシンの前で巡り会って、さあ大変。笑いと涙の傑作エンタテインメント。

『マドンナ』奥田英朗

★★★★

奥田英朗はおもしろい。

人事異動で新しい部下がやってきた。入社4年目の彼女は、素直で有能、その上、まずいことに好みのタイプ。苦しい片思いが始まってしまった(表題作)ほか40代・課長達の毎日をユーモアとペーソス溢れる筆致で描く短編5編を収録。

『4TEEN』石田衣良

★★★

14歳の少年4人の物語。

ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、もしかしたら空だって飛べるかもしれない――。友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に受けとめて成長してゆく14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。直木賞受賞作。

*

2014年以前に読んだ本 [1]
2014年以前に読んだ本 [2]
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