日記をつけて、もうすぐ4年になる。これまで毎日、欠かさず書いてきた。
過去に何度か日記を書こうとして数日でやめたりしたこともある。
今回も続けるのが難しくなったことも何度かあったが乗り越え、今では毎日必ずノート1ページ分、その日の出来事を書いている。
そんな僕が、日記を続けるためのコツを書いておく。
日記を続けるためのコツ1. 日記用のノートはページ数の少ないものを使い、毎回種類を変える
これは小手先のテクニックだ。
ノートのページ数は少なければ少ないほど、すぐに一冊を終えることができ、達成感を得られる。そしてノートを変えると、気分転換になる。
ノートのページ数が多いと、まだこんなに書かなくてはならない、と思ってしまう。そしてそのノートを開くことに飽きてしまったりもする。
毎回種類を変えるのは気分転換の意味もあるが、後々、ああこのノートのときはこんな状態のときだったな、などという思い出し方ができるのも良い。
日記を続けるためのコツ2. 日記のフォーマットにはこだわらない
日記の成果をあげるためにはこんな書き方をすると良い、なんていうフォーマットがあったりする。
試してみるのは良いが、自分に合わないと思ったらやめてしまうことをお薦めしたい。そのフォーマットで書くこと自体が苦痛になってしまいかねないからだ。
気分転換のために、そういったフォーマットを試してみるのはとても良いと思う。
例えば、ニーチェが、夜に日記は書くな、と言ったら、夜に書くのをやめて朝に書いても良い。しばらく朝に書くようにして、やっぱり時間がない、朝は気分が乗らない、というのであれば夜に戻せばいい。
日記を続けるためのコツ3. 1行でもいい
毎日たくさん書く必要はない。書きたいときにはたくさん書いて、あまり書くことがない日は1行でもいい。
もっと言ってしまえば、書きたくない日は書かなくてもいいのだが、それではそれを機にずっと書かなくなってしまうことになり、日記を続けることの恩恵を受けられなくなる可能性が高い。
なのでそんなときは1行だけ日記を書くと良い。
食べたものでもいいし、眠たいからもう寝る、とかでもいい。
忙しかったりてどうしても書けない日もあったりするだろう。そんなときは次の日にまとめて書いてもいい。そういうときに1行でもいい、という気持ちがあれば書くハードルが下がる。そのままフェードアウト、ということがなくなる。
日記を続けるためのコツ4. 感情は書かない
経験上、感情を書くと文章がわけがわからなくなる傾向にある。
書いてはいけないわけではない。
日記を書いていて、なんかまとまらない、わけがわからなくなる、という場合は、一旦感情を書くのをやめて、出来事・物理的な事実のみを書いてみると解決するかもしれない。
日記を続けるためのコツ5. ノートとペンは書いていて気持ちの良いものをえらぶ
毎日書く日記。
そのたびに、書きにくいな、というストレスがかかるのは本末転倒だ。
ちなみに僕が使っているのは
- シャーペン:パイロットOpt
- ノート:KOKUYOキャンパスノートかツバメノート
だ。
いろいろ試して、自分なりの書き心地の良い文房具を見つけてほしい。
シャーペンは文房具屋でかたっぱしから試し書きをしてもらうといいだろう。
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継続すること-リズムを断ち切らないこと。長期的な作業にとってはそれが重要だ。いったんリズムが設定されてしまえば、あとはなんとでもなる。しかし弾み車が一定の速度で確実に回り始めるまでは、継続についてどんなに気をつかっても気をつかいすぎることはない。
(『走ることについて語るときに僕の語ること』村上春樹)
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