真剣に転職を考えたけど、結局しなかった

仕事

真剣に転職を考えたけど、結局しなかった

仕事を辞めて転職したいと思った。
転職をすると決めたわけではないが、今の仕事を辞めたいと思ったし、違う仕事がしたいと思った。

転職エージェントに登録

転職をすると決めたわけではないが、どんな求人があるのか、自分の市場価値はどれくらいなのかを知るために転職エージェントに登録をした。

JACリクルートメント

いちばん親身になってくれた。
紹介された求人は、大手広告代理店、外資系コンサル会社、大手家庭用ゲーム機メーカー、大手家電メーカー、制作会社、アミューズメント機器メーカーの新規事業部門などがあった。

リクルートエージェント

マニュアル的であった。
紹介された求人もJACリクルートメントほど幅が広くなく、こういう応募者に対してはこれを紹介する、というようなマニュアルから規則ただしく導き出されたもののように思えた。

PASONAキャリア

システムがアナログな部分が多くあり、上の二つと比べると面倒な印象を受けた。
紹介してもらった求人で、惹かれたのは関東ばかりだった。

いまの仕事を辞めるべきかを考えた

それから毎日、昼休みにはノートを持って出かけた。
そのノートになぜ辞めたいのか、辞めて何がしたいのか、辞めるメリット・デメリットなどを書いて、どうするべきなのかを考えた。
そのころはあるカレー屋にはまっていて、毎日そのカレー屋に行っては食後のコーヒーを飲みながらノートの一生懸命書いていたので、カレー屋からはスパイと思われていたかもしれない。(スパイスのスパイ)

辞めるべきだという結論に至る

これまで何年も一生懸命やってきて良い成果が得られなかった受託の制作は向いていない。メーカーなどの制作担当にまわりり、ひとつの企業の目標達成に、制作という立場で関わる。それこそが自分が今までやってきたことを活かし、かつ今の自分がいちばん社会へと貢献できることのように思えた。
辞めるべきなのだ、と結論づけた。
いま思えばただ単純に辞めたかったから、こじつけでそう決めたのかもしれないと思う。

大手家電メーカーの面接がすすむ

大手家電メーカーの面接が進んだことも、転職したい気持ちに拍車をかけた。
向いていると思ったメーカーの制作担当。
一次面接での課題も難なくクリアし、現場担当者との意見交換もスムーズにいった。
大手だ。年収も上がるだろう。就業環境も良くなるだろう。きっと優秀なひとも多いだろう。優秀なひとたちと仕事をすれば自分にとって刺激になるだろう。

最終面接へと進んだ。

会社へ退職の旨を告げる

まず直属の上司へ告げる。驚いてはいたが、了承してくれた。上司から代表へ伝えてもらうことになった。
引き継ぎの準備等をおこなっていく。
上司への報告の数日後、代表から呼び出しがかかる。考え直せとのことだった。
驚いた。辞めたいやつはすぐにでも辞めてしまえ、そう言われるだろうと思っていた。
代表は社員のことをよく見ていた。僕の、数年がんばって成果の出なかった仕事のスキル的なところではなく、常に会社側に立って考える姿勢を評価してくれていた。僕が意識し続けていたところだ。そこを例にあげ、辞めずに残って欲しいと言った。
副社長からも直接電話をもらい、いま辞めるべきではない、と説得をされた。
揺らいだ。

辞めずに残ることにした

求められている、ということがどんなに幸せなことなのだろう、と思った。
縁もゆかりもない家電メーカーに転職し、ペーペーとしてスタートする。かたや社長が残ってほしいという、これまでのキャリアにより少なからず意見も通る会社でもう少し頑張ってみる。
後者を選んだ。
選考が進んでいた会社に断りを入れ、転職エージェントにもいまの会社に残ること決めたと報告した。
代表に、考え直しました、と言った。すごく喜んでくれた。それも意外だった。いちど辞めるといった人間だ、信用を取り戻すにもそれなりにパワーがいる。というようなことを釘刺されると思っていた。

*

このことがあってから数年経つ。あのとき転職していたらどうなっていたのだろう、とときどき思う。
転職しておけばよかったかも、とは思っていないからそれでよかったのではないかと思っている。

仕事良かったもの
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