テレビや雑誌などで“魔の2歳児”という言葉をよく聞く。
知り合いから「2歳マジでやばいで。気をつけや」と言われたことも何度かある。
何でも「イヤ」と言って、言うことを聞かなくなるイヤイヤ期とよばれるもの。自我の芽生えによるものらしい。
早い子は1歳半ごろから始まることもあるらしいのだが、うちの娘は2歳を過ぎてもそんな気配はなかった。
しかし、ついこの間から何かとイライラしてヒステリックになることが急に増えた。もしかするとこれがイヤイヤ期というものなのかもしれない。
2歳1ヶ月をすこし過ぎたところだ。
イメージしたとおりにできない時イライラする
たとえばこんなときに特にイライラしている。
みかんがうまくむけないとき
すこし前まではうまく剥けなくてもイライラすることはなかった。剥けないなりにすこしずつやるか、大人に剥いてもらうかのどちらかだった。
しかし最近は剥けないとイライラして、それまで剥いていた皮を投げて散らかしたり、みかんを床に叩きつけたりする。
僕が剥いてやろうとしても余計にイライラしたりする。
自分で剥きたいという意思はあるのに、それがうまくいかないのでイライラしているのだろう。以前うまく剥けたときのイメージがあって、今回それと同じようにできなかったことについてもイライラしているのかもしれない。
うまくお絵描きができないとき
ほぼ毎日クレヨンでお絵描きをしているのだが、最近それでもイライラすることが増えた。
おそらくこれも自分のイメージしたとおりの線や図が描けなかったときにイライラしているように思う。
例えば、
・僕が何か描くとすごく怒る
1枚の紙をこう仕上げたいというイメージがあるのか、僕がその紙に一緒になって描いたことによってものすごくイライラする。
・僕が描いた手本のように描けなくてイライラする
お絵かきの途中でクレヨンを僕に渡してくる。そのとき、そのクレヨンを巻いてある紙に描かれたパンダを描いてみせてやることが多い。以前は「パンダだ!」などと言って喜んでいるばっかりだったが、最近はそれを真似して描こうとして、うまく描けなくてイライラする、みたいな様子がよく見られる。
という感じだ。
イライラするとクレヨンを投げる。
こうしたい理想とのちがいでイライラする
上記2つの事例はどりらも、
こうしたい、こうできるはず、という理想があるのに能力的にそれができなかったというときにイライラしているように思う。
ものを投げたり床に叩きつけたり、そのイライラにはびっくりするが、そういう風にこうしたいという理想を思い描けるようになったことがすごい成長だと思う。
イライラした子どもへの対処法
そんな風にイライラしているときには
「本当はこんな風にしたかったのにね」と、その子がしたかったであろう挙げて声をかけてあげるのが良いらしい。
たしかに、イライラするなと怒ったところで何も解決しないような気はする。
そのイライラでこっちもムカついてしまうことがあるけど、落ち着いてそう対処してあげるようにしたい。
そしてゆっくり、こうやるとうまくいくよ、という感じで教えてあげるのもいいかもしれない。
僕は、そうしたい。
コメント