僕の本棚からおすすめの直木賞受賞作5選

僕の本棚の直木賞受賞作5選

僕の本棚にあった直木賞受賞作の中から5つを紹介します。

芥川賞同様、やっぱり直木賞受賞作もはずれが少なかったです。
物語的に、これは文句なしにおもしろい、といった作品が多いです。
芥川賞が優れた純文学に贈られ、多少読み手のスキルも必要とする部分を感じましたが、直木賞の方は優れた大衆文学に贈られるということで、物語を楽しんで読める作品が多いと思いました。

『GO』金城一紀

主人公は在日朝鮮人。
自ら決めて、国籍を朝鮮籍から韓国籍へうつし、日本の学校へ進学する。
そこで出会う日本人の女の子、朝鮮学校へ通う親友、悪友、朝鮮籍のままの家族たちと繰り広げられる恋と青春の物語。

広い世界を見るんだ―。僕は“在日朝鮮人”から“在日韓国人”に国籍を変え、民族学校ではなく都内の男子高に入学した。小さな円から脱け出て、『広い世界』へと飛び込む選択をしたのだ。でも、それはなかなか厳しい選択でもあったのだが。ある日、友人の誕生パーティーで一人の女の子と出会った。彼女はとても可愛かった―。感動の青春恋愛小説、待望の新装完全版登場!第123回直木賞受賞作。

何度も読んで、読むたびに違ったところで考えさせられる部分があり、毎回おもしろさが増していきます。

『邂逅の森』熊谷達也

自称読書好きの友人から、ある年に読んだ500冊あまりの中から一番面白かったといって紹介された本。
めちゃくちゃ面白かったです。僕がそれまでの人生で読んだ中で一番面白かったです。
そうやって紹介してもらわなければ、手に取らなかっただろう作品で、紹介してくれて感謝です。

秋田の貧しい小作農に生まれた富治は、伝統のマタギを生業とし、獣を狩る喜びを知るが、地主の一人娘と恋に落ち、村を追われる。鉱山で働くものの山と狩猟への思いは断ち切れず、再びマタギとして生きる。失われつつある日本の風土を克明に描いて、直木賞、山本周五郎賞を史上初めてダブル受賞した感動巨編。

『空中ブランコ』奥田英朗

変人の伊良部という精神科医と、そこへやってくるいろんな症状で悩んでいる患者との物語。
『イン・ザ・プール』の続編。
『イン・ザ・プール』が声を出して笑ってしまうくらいとてもおもしろく、『空中ブランコ』も購入。やっぱりめちゃくちゃ面白かったです。
さらに続編の『町長選挙』というのもありますが、それはまだ読んでいません。

伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が…。この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒やされる名医か!?直木賞受賞、絶好調の大人気シリーズ第2弾。

『4TEEN フォーティーン』石田衣良

これまで漫画ばっかり読んでいたのが、小説を読むのが増えるようになったきっかけとなった作品といっても過言ではありません。
貧乏学生をしていたとき、漫画ってすぐ読めてしまえてしまえるなあと思い、小説を買ってみることに。それが『4TEEN フォーティーン』でした。
とても読みやすく、面白く、それから漫画ではなく小説を読むことが多くなりました。

東京湾に浮かぶ月島。ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、もしかしたら空だって飛べるかもしれない―。友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に受けとめて成長してゆく14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。直木賞受賞作。

『蒼ざめた馬を見よ』五木寛之

ロシアこえ〜、おもしれ〜、と思いながら読みました。

ソ連の老作家が書いた痛烈な体制批判の小説。その入手を命じられた元新聞記者・鷹野は、本人に会い原稿を運び出すことに成功する。出版された作品は、全世界でベストセラーとなり、ソ連は窮地に立った。ところが、その裏には驚くべき陰謀が…。直木賞受賞の表題作など全5篇を収めた、初期の代表的傑作集。

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