あっという間にもう12月ですね。
2019年も残りわずかになったので、少し振り返ってみようと思います。
今年読んだ本の中からおもしろかった本を7冊紹介します。
基本的に立ち読みをしたり吟味をかさねて選ぶのでハズレの本はありませんが、その中でもとくにおもしろかったものをピックアップしました!
『私の財産告白』本多静六
落合陽一がパーソナリティをつとめる『Weekly Ochiai』の「お金をアップデートせよ」の回で、お金の有識者がオススメしていた本。「これを読めばお金のことが大体わかる」と紹介していました。
特別むずかしいことは書かれておらず、すぐに実践したいとやる気になれる本でした。
お金は丁寧に堅実に増やす!ということが書かれてあります。
『黒いマヨネーズ』吉田敬
漫才コンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬によるエッセイ。
らしさ満開の独特な切り口でのエッセイを展開。間違いないおもしろさなのですが、おもしろいだけでなく、なるほどと思わされたり、ジーンとさせられたりもします。
NINTENDO Switchの話、高校野球の川柳がおもしろかったです。
『「100円投資」入門』
『私の財産告白』を読み、お金に興味が出て、貯金を始め投資信託を始めました。そして投資信託を始めるにあたって参考になったのがこの本です。
マンガを交えたわかりやすい内容で、おすすめの証券会社や投資信託の商品も載っています。
ほぼこの本のとおり始めました。
『新・魔法のコンパス』西野亮廣
おもしろいなー買おうかなーと立ち読みしているうちにぜんぶ読んでしまいました笑
その通りだよなーと思う話ばっかり。
よっしゃ。めっちゃ努力しよう!と思えます。
『人間』又吉直樹
芥川賞作家でお笑い芸人のピース・又吉の初の長編小説。
自分自身が登場人物である、永山でありナカノタイチであり飯島であるかのような気持ちになりながら読んでいました。
ところどころに「笑い」(僕はそう思いました)も散りばめられ、それ単体でおもしろいエピソードとしてありそうな話も盛り込まれています。
これは又吉自身のことなのかなあと思えるところもたくさんあり、又吉ファンは必読の一冊だと思います。
『いじわるな天使』穂村弘
エッセイの名手である歌人・穂村弘の、エッセイでも短歌でもない、ショートショート集。
ミステリアスでシュールでちょっとゾッとするような不思議なお話たちです。
『蛇を踏む』川上弘美
第115回芥川賞受賞作品。
踏んでしまった蛇との共同生活がはじまる、現実と非現実が入り混じる不思議なお話。
あらためて芥川賞受賞作にハズレはないなあと感じた本でした。
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