脳を刺激する!100均(ダイソー)のビンとおはじきでつくるおもちゃ

おもちゃ

脳を刺激する!100均(ダイソー)のビンとおはじきでつくるおもちゃ

娘はビンが好きだ。
ビオフェルミンやアロマディフューザー用のオイルのビンを持ち出しては、眺めたり、振ったり、転がしたりしている。そんなことをしているうちに中身をぶちまけられたりすると困るので、毎度「あかんよ」と言って取り上げているのだが、やめない。
それならいっそ、ということで遊ぶ用のビンを作ってやることにした。
といっても、100均(ダイソー)で空のビンとおはじきを買ってきて、ビンの中におはじきをいれるというだけの簡単なもの。これがたいへん気に入ったらしく、ビンのフタを開ける、おはじきを取り出す、おはじきを入れる、フタを閉める、と何度も繰り返して遊ぶ。

子どもの脳を刺激するおもちゃ

繰り返し遊ぶ、というのは良いことらしい。

子どもは自分の成長に合ったお仕事に出会うと、必ず何回も繰り返します。
『モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!』

「あかんよ」と何度取り上げてもやめないほど興味があったビン。それを逆手にとって遊ぶ用のビンを作ったのは良かったみたいだ。

また、このビンのおもちゃには0〜3歳の子どもの成長を促すエッセンスが入っている。

それまですべての指で物をつかんでいた子どもが親指、人差し指、中指の3本指を使ってつまめるようになることは、脳の発達を考える上で大変重要な成長です。3本指でつまむ動作は、脳を刺激するからです。
『モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!』

おはじきを3本指を使ってつまみ、ビンに入れている。

では、どのようなときに、子どもの神経細胞は最も活性化しているのでしょうか。それは、目と手が連動して動いているときです。
(中略)
「アッ、ここに黒い豆がある!」
「これをピンセットでつまんでみようか」
「指をこうやって動かしてみよう」
と、お仕事をしている間、目で見た情報が電気信号としてシナプスを通り、茎のように長く伸びた神経線維を通ります。
『モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!』

まさにこのビンとおはじきのおもちゃで、こんな風に遊んでいる。

こうして何百万回と多くの電気信号を通した神経細胞はより太く、髄鞘(神経細胞を覆っている鞘)によって保護されることにより、伝達効率が高くなり、電気信号漏れを起こさなくなるのです。
私たちがわが子に望む、いい頭の正体はこれだったのです。
『モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!』

成長に合わせてアップデートしていく

100均(ダイソー)では、2本のビンとおはじきを買った。2本のビンのうち1本しか使っていないし、おはじきも大量に入っていたなかから5個しか使っていない。

ビンは、ひねって開けるタイプのフタと、コルクをはめるだけでフタとなるタイプのものとを買った。ひねって開けるタイプの方は閉めるのが難しいようで、使わなかった。
もうすこし成長したら、ひねって開けるタイプのフタも開け閉めできるようになるだろうからその時に使おうと思う。

おはじきも最初はたくさん入れていたのだが、思ったように出せない、入れられないということが多くイライラしていたので5個だけ使うようにした。これも成長に合わせて数を増やしてもいいかもしれない。青・黄・赤・緑・オレンジと色がついているので、その色を利用して遊ぶように工夫するのもいい。