先日、ちょっと調べる機会があり女性作家の芥川賞受賞作品をまとめました。
直木賞の方も気になったので調べてみました。
- 女性作家の芥川賞受賞作一覧
- 西條奈加『心淋し川』 – 164回(2020年下半期)
- 大島真寿美『渦 妹背山婦女庭訓魂結び』 – 161回(2019年上半期)
- 島本理生『ファーストラヴ』 – 159回(2018年上半期)
- 恩田陸『蜜蜂と遠雷』 – 156回(2016年下半期)
- 西加奈子『サラバ!』 – 152回(2014年下半期)
- 朝井まかて『恋歌』 – 150回(2013年下半期)
- 姫野カオルコ『昭和の犬』 – 150回(2013年下半期)
- 桜木紫乃『ホテルローヤル』 – 149回(2013年上半期)
- 辻村深月『鍵のない夢を見る』 – 147回(2012年上半期)
- 木内 昇『漂砂のうたう』 – 144回(2010年下半期)
- 中島京子『小さいおうち』 – 143回(2010年上半期)
- 井上荒野『切羽へ』 – 139回(2008年上半期)
- 桜庭一樹『私の男』 – 138回(2007年下半期)
- 松井今朝子『吉原手引草』 – 137回(2007年上半期)
- 三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』 – 135回(2006年上半期)
- 森絵都『風に舞いあがるビニールシート』 – 135回(2006年上半期)
- 角田光代『対岸の彼女』 – 132回(2004年下半期)
- 江國香織『号泣する準備はできていた』 – 130回(2003年下半期)
- 村山由佳『星々の舟』 – 129回(2003年上半期)
- 唯川恵『肩ごしの恋人』 – 126回(2001年下半期)
- 山本文緒『プラナリア』 – 124回(2000年下半期)
- 桐野夏生『柔らかな頬』 – 121回(1999年上半期)
- 宮部みゆき『理由』 – 120回(1998年下半期)
- 篠田節子『女たちのジハード』 – 117回(1997年上半期)
- 坂東眞砂子『山妣』 – 116回(1996年下半期)
- 乃南アサ『凍える牙』 – 115回(1996年上半期)
- 小池真理子『恋』 – 114回(1995年下半期)
- 高村薫『マークスの山』 – 109回(1993年上半期)
- 北原亞以子『恋忘れ草』 – 109回(1993年上半期)
- 杉本章子『東京新大橋雨中図』 – 100回(1988年下半期)
- 藤堂志津子『熟れてゆく夏』 – 100回(1988年下半期)
- 山田詠美『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』 – 97回(1987年上半期)
- 皆川博子『恋紅』 – 95回(1986年上半期)
- 林真理子『最終便に間に合えば・京都まで』 – 94回(1985年下半期)
- 山口洋子『演歌の虫・老梅』 – 93回(1985年上半期)
- 向田邦子『花の名前・かわうそ・犬小屋』 – 83回(1980年上半期)
- 宮尾登美子『一絃の琴』 – 80回(1978年下半期)
- 佐藤愛子『戦いすんで日が暮れて』 – 61回(1969年上半期)
- 安西篤子『張少子(チャンシャオツ)の話』 – 52回(1964年下半期)
- 永井路子『炎環』 – 52回(1964年下半期)
- 杉本苑子『孤愁の岸』 – 48回(1962年下半期)
- 平岩弓枝『鏨師』 – 41回(1959年上半期)
- 渡邊喜恵子『馬淵川』 – 41回(1959年上半期)
- 山崎豊子『花のれん』 – 39回(1958年上半期)
- 小山いと子『執行猶予』 – 23回(1950年上半期)
- 堤千代『小指・その他』 – 11回(1940年上半期)
- 芥川賞受賞作品の女性作家の割合
女性作家の芥川賞受賞作一覧
西條奈加『心淋し川』 – 164回(2020年下半期)
1935年の第1回から2020年の第164回まで、214作品中46が女性作家のものでした。
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大島真寿美『渦 妹背山婦女庭訓魂結び』 – 161回(2019年上半期)
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島本理生『ファーストラヴ』 – 159回(2018年上半期)
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恩田陸『蜜蜂と遠雷』 – 156回(2016年下半期)
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西加奈子『サラバ!』 – 152回(2014年下半期)
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朝井まかて『恋歌』 – 150回(2013年下半期)
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姫野カオルコ『昭和の犬』 – 150回(2013年下半期)
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桜木紫乃『ホテルローヤル』 – 149回(2013年上半期)
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辻村深月『鍵のない夢を見る』 – 147回(2012年上半期)
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木内 昇『漂砂のうたう』 – 144回(2010年下半期)
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中島京子『小さいおうち』 – 143回(2010年上半期)
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井上荒野『切羽へ』 – 139回(2008年上半期)
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桜庭一樹『私の男』 – 138回(2007年下半期)
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松井今朝子『吉原手引草』 – 137回(2007年上半期)
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三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』 – 135回(2006年上半期)
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森絵都『風に舞いあがるビニールシート』 – 135回(2006年上半期)
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角田光代『対岸の彼女』 – 132回(2004年下半期)
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江國香織『号泣する準備はできていた』 – 130回(2003年下半期)
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村山由佳『星々の舟』 – 129回(2003年上半期)
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唯川恵『肩ごしの恋人』 – 126回(2001年下半期)
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山本文緒『プラナリア』 – 124回(2000年下半期)
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桐野夏生『柔らかな頬』 – 121回(1999年上半期)
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宮部みゆき『理由』 – 120回(1998年下半期)
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篠田節子『女たちのジハード』 – 117回(1997年上半期)
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坂東眞砂子『山妣』 – 116回(1996年下半期)
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乃南アサ『凍える牙』 – 115回(1996年上半期)
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小池真理子『恋』 – 114回(1995年下半期)
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高村薫『マークスの山』 – 109回(1993年上半期)
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北原亞以子『恋忘れ草』 – 109回(1993年上半期)
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杉本章子『東京新大橋雨中図』 – 100回(1988年下半期)
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藤堂志津子『熟れてゆく夏』 – 100回(1988年下半期)
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山田詠美『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』 – 97回(1987年上半期)
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皆川博子『恋紅』 – 95回(1986年上半期)
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林真理子『最終便に間に合えば・京都まで』 – 94回(1985年下半期)
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山口洋子『演歌の虫・老梅』 – 93回(1985年上半期)
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向田邦子『花の名前・かわうそ・犬小屋』 – 83回(1980年上半期)
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宮尾登美子『一絃の琴』 – 80回(1978年下半期)
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佐藤愛子『戦いすんで日が暮れて』 – 61回(1969年上半期)
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安西篤子『張少子(チャンシャオツ)の話』 – 52回(1964年下半期)
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永井路子『炎環』 – 52回(1964年下半期)
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杉本苑子『孤愁の岸』 – 48回(1962年下半期)
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平岩弓枝『鏨師』 – 41回(1959年上半期)
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渡邊喜恵子『馬淵川』 – 41回(1959年上半期)
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山崎豊子『花のれん』 – 39回(1958年上半期)
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小山いと子『執行猶予』 – 23回(1950年上半期)
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堤千代『小指・その他』 – 11回(1940年上半期)
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芥川賞受賞作品の女性作家の割合
2020年下半期までの受賞作214作品中、46が女性作家のものでした。
年代別の女性作家の割合
女性作家の割合は、現在に近づくにつれ増えてきており、2001年以降は約30%となっていますね。
1935年~1950年
1935年~1950年は20作品中2作品が女性作家のものでした。
芥川賞もそうでしたが、女性が小説を書くということ自体めずらしいことだったのかもしれません。
1951年~2000年
1951年~2000年は125作品中24作品が女性作家のものでした。
2001年~2020年
2001年~2020年になると69作品中20作品が女性作家のものとなります。