これといって読みたいものがないときは漱石か新書から選ぶ

今年のはじめ、2024年の読者の目標を設定しました。

  • 漱石を10冊読む
  • 新書を10冊読む

の2つです。

漱石を10冊読む

去年『こころ』を読みました。日本で1番有名な小説といっても過言ではないと思いますが、それと同時に漱石の人間としてのレベルの違いを思い知らされた気がしました。この人の作品を読まないわけにはいかないと、漱石を10冊読むことを今年の読書の目標にしました。

新書を10冊読む

齋藤孝氏の『読書力』という本を立ち読みしました。その中に読書力を測る指標として挙げられていたのが「文庫100冊、新書50冊を読んだ」でした。これまでの僕の読んだものを振り返ってみると、文庫100冊は超えていましたが、新書は14冊でした。齋藤孝氏の挙げる新書50冊に近づけるために、今年は新書を10冊読もうと決めました。

読書目標は撤回

3月に入り、年初に掲げた前述の読書目標を撤回することにしました。

気づけば「漱石を10冊、新書を10冊読まねばならない」とその目標にがんじがらめになりそうな自分がいます。そんなことには拘らず、そのとき読みたいと思うものを読むべきなのではないかと。

漱石はもっとも読むべきもののひとつではありますし、新書を読むことは偏った読書経験のバランスを取るために必要だと考えますので、これといって読みたいものがないときなどは漱石か新書から選ぶことにしようと思います。

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