ちょっと調べる機会があったので、まとめておきます。
- 女性作家の芥川賞受賞作一覧
- 宇佐美りん『推し、燃ゆ』 – 164回(2020年下半期)
- 高山羽根子『首里の馬』 – 163回(2020年上半期)
- 遠野遥『破局』 – 163回(2020年上半期)
- 今村夏子『むらさきのスカートの女』 – 161回(2019年上半期)
- 若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』 – 158回(2017年下半期)
- 石井遊佳『百年泥』 – 158回(2017年下半期)
- 本谷有希子『異類婚姻譚』 – 154回(2015年下半期)
- 柴崎友香『春の庭』 – 151回(2014年上半期)
- 小山田浩子『穴』 – 150回(2013年下半期)
- 藤野可織『爪と目』 – 149回(2013年上半期)
- 黒田夏子『abさんご』 – 148回(2012年下半期)
- 鹿島田真希『冥土めぐり』 – 147回(2012年上半期)
- 朝吹真理子『きことわ』 – 144回(2010年下半期)
- 赤染晶子『乙女の密告』 – 143回(2010年上半期)
- 津村記久子『ポトスライムの舟』 – 140回(2008年下半期)
- 楊逸『時が滲む朝』 – 139回(2008年上半期)
- 川上未映子『乳と卵』 – 138回(2007年下半期)
- 青山七恵『ひとり日和』 – 136回(2006年下半期)
- 絲山秋子『沖で待つ』 – 134回(2005年下半期)
- 金原ひとみ『蛇にピアス』 – 130回(2003年下半期)
- 綿矢りさ『蹴りたい背中』 – 130回(2003年下半期)
- 大道珠貴『しょっぱいドライブ』 – 128回(2002年下半期)
- 藤野千夜『夏の約束』 – 122回(1999年下半期)
- 柳美里『家族シネマ』 – 116回(1996年下半期)
- 川上弘美『蛇を踏む』 – 115回(1996年上半期)
- 笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』 – 111回(1994年上半期)
- 多和田葉子『犬婿入り』 – 108回(1992年下半期)
- 松村栄子『至高聖所アバトーン』 – 106回(1991年下半期)
- 荻野アンナ『背負い水』 – 105回(1991年上半期)
- 小川洋子『妊娠カレンダー』 – 104回(1990年下半期)
- 瀧澤美恵子『ネコババのいる町で』 – 102回(1989年下半期)
- 李良枝『由煕』 – 100回(1988年下半期)
- 村田喜代子『鍋の中』 – 97回(1987年上半期)
- 米谷ふみ子『過越しの祭』 – 94回(1985年下半期)
- 木崎さと子『青桐』 – 92回(1984年下半期)
- 高樹のぶ子『光抱く友よ』 – 90回(1983年下半期)
- 加藤幸子『夢の壁』 – 88回(1982年下半期)
- 吉行理恵『小さな貴婦人』 – 85回(1981年上半期)
- 森禮子『モッキングバードのいる町』 – 82回(1979年下半期)
- 重兼芳子『やまあいの煙』 – 81回(1979年上半期)
- 林京子『祭りの場』 – 73回(1975年上半期)
- 山本道子『ベティさんの庭』 – 68回(1972年下半期)
- 郷静子『れくいえむ』 – 68回(1972年下半期)
- 吉田知子『無明長夜』 – 63回(1970年上半期)
- 大庭みな子『三匹の蟹』 – 59回(1968年上半期)
- 津村節子『玩具』 – 53回(1965年上半期)
- 田辺聖子『感傷旅行センチメンタル・ジャーニィ』 – 50回(1963年下半期)
- 河野多惠子『蟹』 – 49回(1963年上半期)
- 由起しげ子『本の話』 – 21回(1949年上半期)
- 芝木好子『青果の市』 – 14回(1941年下半期)
- 中里恒子『乗合馬車 他』 – 8回(1938年下半期)
- 芥川賞受賞作品の女性作家の割合
女性作家の芥川賞受賞作一覧
宇佐美りん『推し、燃ゆ』 – 164回(2020年下半期)
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高山羽根子『首里の馬』 – 163回(2020年上半期)
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遠野遥『破局』 – 163回(2020年上半期)
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今村夏子『むらさきのスカートの女』 – 161回(2019年上半期)
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若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』 – 158回(2017年下半期)
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石井遊佳『百年泥』 – 158回(2017年下半期)
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本谷有希子『異類婚姻譚』 – 154回(2015年下半期)
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柴崎友香『春の庭』 – 151回(2014年上半期)
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小山田浩子『穴』 – 150回(2013年下半期)
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藤野可織『爪と目』 – 149回(2013年上半期)
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黒田夏子『abさんご』 – 148回(2012年下半期)
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鹿島田真希『冥土めぐり』 – 147回(2012年上半期)
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朝吹真理子『きことわ』 – 144回(2010年下半期)
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赤染晶子『乙女の密告』 – 143回(2010年上半期)
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津村記久子『ポトスライムの舟』 – 140回(2008年下半期)
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楊逸『時が滲む朝』 – 139回(2008年上半期)
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川上未映子『乳と卵』 – 138回(2007年下半期)
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青山七恵『ひとり日和』 – 136回(2006年下半期)
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絲山秋子『沖で待つ』 – 134回(2005年下半期)
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金原ひとみ『蛇にピアス』 – 130回(2003年下半期)
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綿矢りさ『蹴りたい背中』 – 130回(2003年下半期)
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大道珠貴『しょっぱいドライブ』 – 128回(2002年下半期)
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藤野千夜『夏の約束』 – 122回(1999年下半期)
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柳美里『家族シネマ』 – 116回(1996年下半期)
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川上弘美『蛇を踏む』 – 115回(1996年上半期)
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笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』 – 111回(1994年上半期)
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多和田葉子『犬婿入り』 – 108回(1992年下半期)
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松村栄子『至高聖所アバトーン』 – 106回(1991年下半期)
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荻野アンナ『背負い水』 – 105回(1991年上半期)
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小川洋子『妊娠カレンダー』 – 104回(1990年下半期)
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瀧澤美恵子『ネコババのいる町で』 – 102回(1989年下半期)
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李良枝『由煕』 – 100回(1988年下半期)
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村田喜代子『鍋の中』 – 97回(1987年上半期)
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米谷ふみ子『過越しの祭』 – 94回(1985年下半期)
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木崎さと子『青桐』 – 92回(1984年下半期)
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高樹のぶ子『光抱く友よ』 – 90回(1983年下半期)
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加藤幸子『夢の壁』 – 88回(1982年下半期)
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吉行理恵『小さな貴婦人』 – 85回(1981年上半期)
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森禮子『モッキングバードのいる町』 – 82回(1979年下半期)
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重兼芳子『やまあいの煙』 – 81回(1979年上半期)
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林京子『祭りの場』 – 73回(1975年上半期)
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山本道子『ベティさんの庭』 – 68回(1972年下半期)
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郷静子『れくいえむ』 – 68回(1972年下半期)
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吉田知子『無明長夜』 – 63回(1970年上半期)
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大庭みな子『三匹の蟹』 – 59回(1968年上半期)
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津村節子『玩具』 – 53回(1965年上半期)
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田辺聖子『感傷旅行センチメンタル・ジャーニィ』 – 50回(1963年下半期)
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河野多惠子『蟹』 – 49回(1963年上半期)
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由起しげ子『本の話』 – 21回(1949年上半期)
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芝木好子『青果の市』 – 14回(1941年下半期)
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中里恒子『乗合馬車 他』 – 8回(1938年下半期)
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芥川賞受賞作品の女性作家の割合
2020年下半期までの受賞作174作品中、51が女性作家のものでした。
年代別の女性作家の割合
女性作家の割合は、現在に近づくにつれ増えてきており、2001年以降は約半々となっていますね。
1935年~1950年
1935年~1950年は25作品中3作品が女性作家のものでした。
女性が小説を書くということ自体めずらしいことだったのかもしれません。
1951年~2000年
1951年~2000年は103作品中26作品が女性作家のものでした。
2001年~2020年
2001年~2020年になると46作品中22作品が女性作家のものとなります。