影響されて無性に○○したくなった本8選

すぐに何かに影響されてしまう僕です。
本を読んでいても、主人公がしていることがしたくなったり、その言葉に影響されて行動をしてしまいます。
そんな、読んでいて無性に○○したくなった本を8冊紹介します。

『キッチン』よしもとばなな

植物を育てたくなった

本当にひとり立ちしたい人は、なにかを育てるといいのよね。子供とかさ、鉢植えとかね。そうすると、自分の限界がわかるのよ。

この一文を読んで、植物を育ててみたくなりました。
自分の限界をわかりたくて。

『Bボーイサラリーマン』HIRO

レモンサワーが飲みたくなった

EXILEのリーダーHIROの自伝的エッセイ。
ことあるごとにレモンサワーを飲むもんだから、僕も飲みたくなりました。

『ザ・万歩計』万城目学

ボルダリングしたくなった

壁を登っている人を見る側と、実際に登る側との視点を描いた一編があります。
これを読んで、ボルダリングしたくなりました。

『イン・ザ・プール』奥田英朗

プールで泳ぎたくなった

精神科医・伊良部と、そこへやってくる患者の一話完結の短編集。
プールで泳ぐ描写があるのですが、それはそれは気持ち良さそうで、僕もプールで泳ぎたくなりました。

『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』井上ひさし

文章を書きたくなった

文章を書くことの奥義の書のような一冊。
ここに書かれているテクニックを使って文章を書いてみたくなります。
だって、最後にこの作文教室に参加した人たちが書いた作文がどれもすごくおもしろかったんだから。
僕もこんな風に書きたい。なんか書けそうだ、と思って。

『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』石井好子

料理がしたくなった

じっさい、ここにあったとおりオムレツや人参のラペなんかをつくりました。
すごくおいしくできました。

『二〇〇二年のスロウボート』古川日出男

飲食店を始めたくなった

いろんなちょっと変わった、でも魅力的な女の子と出会う話。
ある女の子と「ヘイトカ」という店を開くのですが、それの影響で飲食店を始めたくなりました。
「ヘイトカ」っていう名前もいいなあ、とおもいました。

『蛇を踏む』川上弘美

嘘の話をつくりたくなった

現実と非現実が入り混じったような不思議な物語。
あとがきで、これは「うそばなし」だと言います。
それに影響されて、僕も「うそばなし」をつくりたくなりました。

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どこかへ行きたくなる本5選もあわせてどうぞ。