百刷本とは、100回以上増刷をされた本。
それだけ多くの方に親しまれ、多くの方を楽しませてきた名作で良書だと言えます。
ひとつひとつの本に記載された刷数を確認したもの、直木賞作家の今村翔吾さんがテレビ番組で紹介していたもの、ネットで調べたもので、百刷本を百冊まとめ、カテゴリー別に紹介をしています。
ここにあるのは間違いない良書の数々だと思いますので、ぜひ次に読む本の参考にしてみてください!
小説の百刷本
小説は、夏目漱石や太宰治など文豪の作品が多かったです。
2作品以上あった作家は見出しをつけて紹介をしています。
夏目漱石の百刷本
百刷本がいちばん多く見つかったのは、やはり夏目漱石でした。
太宰治の百刷本
次いで多かったのは太宰治でした。
谷崎潤一郎の百刷本
三島由紀夫の百刷本
芥川龍之介の百刷本
川端康成の百刷本
松本清張の百刷本
その他作家の百刷本
その他にも名作と言われる作品が多数ありました。
- 『友情』武者小路実篤
- 『海と毒薬』遠藤周作
- 『破戒』島崎藤村
- 『山椒魚』井伏鱒二
- 『ボッコちゃん』星新一
- 『さぶ』山本周五郎
- 『塩狩峠』三浦綾子
- 『燃えよ剣』司馬遼太郎
- 『壁』安部公房
- 『ビルマの竪琴』竹山道雄
- 『風立ちぬ』堀辰雄
海外の作家の百刷本
海外作家の作品はこちらにまとめています。
- 『ロミオとジュリエット』シェイクスピア
- 『ハムレット』シェイクスピア
- 『十五少年漂流記』ジュール・ヴェルヌ
- 『車輪の下』ヘルマン・ヘッセ
- 『異邦人』カミュ
- 『変身』フランツ・カフカ
- 『ライ麦畑でつかまえて』J.D.サリンジャー
- 『絵のない絵本』アンデルセン
- 『若きウェルテルの悩み』ゲーテ
- 『オリエント急行の殺人』アガサ・クリスティー
- 『イワンのばか』トルストイ
岩波文庫の百刷本
古典の名作を取り揃えた岩波文庫で見つけた百刷本です。
ビジネス・教養の百刷本
- 『チーズはどこへ消えた』スペンサー・ジョンソン
- 『人を動かす』D・カーネギー
- 『思考の整理学』外山滋比古
詩歌の百刷本
歌集や詩集でも百刷本がありました。
新書の百刷本
新書の百刷本は岩波新書が多かったです。
児童書の百刷本
子ども向けの児童書の百刷本を集めました。
やはりいろいろなところでおすすめとして挙げられている本がたくさん集まった印象です。
- 『いやいやえん』
- 『ももいろのきりん』
- 『ふたりはともだち』
- 『おしいれのぼうけん』
- 『はれときどきぶた』
- 『大きい一年生と小さな二年生』
- 『おおきなおおきなおいも』
- 『きいろいばけつ』
- 『エルマーのぼうけん』
- 『なぞなぞのすきな女の子』
- 『マコチン』
- 『ふらいぱんじいさん』
- 『大どろぼうホッツェンプロッツ』
絵本の百刷本
絵本もたくさんありました。
- 『はらぺこあおむし』
松谷みよ子さんの、この三部作も百刷。
子供がゲラゲラ笑うと話題になった絵本。
「の」「と」「も」すべて200刷を超えてるんですね。
- 『もこ もこもこ』
擬音と綺麗な絵が楽しい絵本。