M-1グランプリ王者がおすすめする絵本

M-1グランプリ王者がおすすめする絵本

M-1グランプリ2008のチャンピオンNON STYLEの石田明さんおすすめの絵本を紹介します。

言葉を駆使する漫才で頂点に立った人がどんな絵本をおすすめするのか気になりますね!

はじめてのおつかい

みいちゃんがママにおつかいを頼まれておつかいに行く。嬉しいけどドキドキしちゃう。不安だけどがんばりたい。子どもたちはそんなことを思いながらはじめてのおつかいに行くんだなーと改めてキュンとした本。大人も優しくならないといけないなと思える本なので親子で是非読んで欲しい。

「こどものための100冊」カタログ 2021

もうぬげない

服が頭に引っ掛かって脱げなくなってしまった男の子。大人からしたらただかわいいだけのハプニングだけど、その男の子からしたら「こんなに大事件なんだ」と笑わせてくれる本。小さな出来事でもいっぱい考える子どもたちをニヤニヤしながら応援したくなる一冊。子どもたちにはこの男の子のようにたくさん考えてプラス思考で生きていって欲しいと思います。

「こどものための100冊」カタログ 2021

なんでやねん

ぼくは漫才師をしているのでタイトルから好きでした。「なんでやねん」という否定と思われがちな言葉が、楽しい言葉なんだと思ってもらえる本です。これを読んで、不思議なことやミスも「なんでやねん」と笑い飛ばせるようになって欲しいなぁ。

「こどものための100冊」カタログ 2021

えんとつ町のプペル

ぼくの友達が作った本です。ぼくはなにがあっても友達を応援します。友達がみんなから嫌われてもぼくは友達が大好きです。大好きな友達が大好きな人もぼくは大好きです。そんなことを考えさせてくれる本だと思います。この本を読んで、人の夢や気持ちをバカにする子どもたちがいなくなるといいなぁ。

「こどものための100冊」カタログ 2021

しろくまのパンツ

まず絵本自体がパンツを履いていることにキュンとしました。しろくまさんがうっかりなくしてしまったパンツを一緒に探してあげるねずみさんの優しさ。パンツひとつひとつに光る個性。そして衝撃のオチ。最初に戻って「やられたー」となった作品です。

「こどものための100冊」カタログ 2022

たまごのはなし

これは小学校の高学年くらいから中高生にも読んで欲しい。ちなみに僕の奥さんは29歳で読んで感動していました。挑戦することの大切さ、マウントをとる時代の愚かさ、常識や大多数の意見にとらわれた意見のしょうもなさをストレートに表現していて、心に刺さりまくります。

「こどものための100冊」カタログ 2022

くれよんのくろくん

娘の発表会でこの絵本と出会いました。感動しましたね。子どもの世界でも当たり前のようにある仲間外れ。単純にみんなやりたいことをやってるだけなのにわかりあえないこともある。そんなわかりあえないことも、発送の転換でこんなに素敵なものがうまれるんだ。心が綺麗になれた気がしました。

「こどものための100冊」カタログ 2022

ぼくのがっこう

とにかく楽しい!大喜利の連続で、子どもの想像力が広がること間違いなしの一冊。こういうことを考えるだけでも学校に行くのが楽しくなるかもしれないですね。友達と読んでアイデアを出し合うと盛り上がるはず。あー、この本の打合せ参加したかった。

「こどものための100冊」カタログ 2022

なんとニャンコうんこ4こ!

なんともふざけた早口言葉の連続なんですが、とにかく楽しい。聞くのも楽しいけど、子どもたち本人が読み聞かせしたくなるような楽しい絵本。言えないことの悔しさよりも、言えないことの楽しさに気がつける。とにかく笑って家族で楽しんでほしい本です。

「こどものための100冊」カタログ 2023

10かいだての おひめさまの おしろ

わが家の3姉妹が大好きな絵本。お姫さまになるための準備を1階、2階と上がっていくたびにするんですが、ドレスや靴・アクセサリーなどを選ぶときに選択しがたくさんあり、子どもたちはいつもワクワク。そのドレスを着た自分を想像したりして楽しめる、とっても立体的な絵本だなーと思います。

「こどものための100冊」カタログ 2023

あきらがあけてあげるから

かなり個人的な話になります。僕の名前が「あきら」なもので娘たちに大ウケです。あきらがいろんなフタとか袋を開けてあげるってだけなんです。でも、コミカルな絵のタッチとキャラクターでテンポよく読める絵本です。あと、これを見ると「子どもたちって邪魔したいわけじゃないんだ。お手伝いしたいんだよな」と優しい気持ちにもなれる気がします。

「こどものための100冊」カタログ 2023

うごきません。

これはあまり動かないことでおなじみのハシビロコウの話です。いろんなおかしなことが起きるのに、ハシビロコウはまったく動きません。でも、大したこともないことで動くハシビロコウ。そうなんです。自分にとって「動きたい」って思わない限り、別に動かなくていいんだよ。そんなふうに大人や学生に読んでほしいなと思う絵本です。

「こどものための100冊」カタログ 2023
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